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津山鍼灸整骨院

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頭痛

頭痛には、以下のようなものがあります。緊張型頭痛や片頭痛は、鍼灸で首肩のこりをほぐし、血流を良くすれば頭痛薬を服用しなくても治まります。

頭痛薬をやめたい方は、ぜひ鍼施術を受けてみてください。

また、近年「気象病」が注目されています。気候や天気の変化が原因でおこる体の不調の総称です。

気象病の症状の1つに頭痛があります。

緊張型頭痛

首や肩の筋肉の緊張から起こる頭痛です。つまり、肩こりから起こりやすいので、最も頻度が高い頭痛です。

頭をしめつけるような痛みや、重苦しい痛みが続く頭痛です。

 

緊張型頭痛の特徴

  • 後頭部から首にかけて痛みがある
  • 頭を鉄の輪でしめつけられるような痛みがある
  • 頭に石が乗ったように重い
  • 首肩に強いこりがある
  • パソコン作業など長時間同じ姿勢が多い

首肩のこりや、心配や不安などの精神的ストレスが原因ですので、鍼が大変有効です。

頭痛の痛みは、筋肉のこりを悪化させ、血流もますます悪くなります。そのため、頭痛が治まらない、以前より痛みが強くなったという

悪循環におちいることもあります。

我慢せず、早めに頚肩のこりを改善するようにしてください。

片頭痛

緊張型頭痛と同じくらい多いのが片頭痛です。左右どちらかのこめかみが(両側の時もあり)ズキズキと脈打つ拍動性の頭痛です。

月に1~2回、週に1回程度といった頻度で周期的に起こるのが特徴です。痛みは1~2時間でピークになり、4時間ほどで治まる時もあれば、3日ほど

続くこともあります。

 

片頭痛の特徴

  • 20~40代の女性に多い(男性でも起こります)
  • ズキズキと心臓の拍動に合わせるようなリズムで痛む
  • 吐き気や嘔吐を伴うことがある
  • 体を動かすと痛みが増す
  • 光や音、気圧に敏感になる
  • 月に1~2回、多い人だと週に1回ペースで周期的に起こり、4時間~3日間ほど続く
  • 頭痛が発症する前に、前ぶれ症状が起こることもある

片頭痛のある方は、定期的に鍼施術を行うことで、頭痛が出なくなってきます。

また、ギザギザした光が見える、空腹感がある、生あくびを繰り返す、イライラする、手足がむくむ等の予兆がある方は、この時点で鍼施術を受けることをおすすめします。

群発頭痛

数は少ないが、片側の目の奥からこめかみにかけて、目をえぐられるような激しい痛みをともなう頭痛です。

1回15分~3時間程の頭痛が、1~2か月程毎日発症します。

 

群発頭痛の特徴

  • 20~40代の男性に多い
  • 目に突き刺すような激しい痛み
  • 毎日同じ時間帯に、一定の周期で激しい頭痛が起きる
  • 左右いずれかの片側に発症
  • 目の充血、涙、鼻づまり、鼻水などを伴う
  • 頭痛発作が起こる時期と治まっている時期を周期的に繰り返す
  • 月に1~2回、多い人だと週に1回ペースで周期的に起こり、4時間~3日間ほど続く

原因は、はっきりわかっていませんが、頭痛の誘発原因として、アルコールの過剰摂取、たばこ、気圧の急激な変化、不規則な生活などが考えられており、

これらを改善することが大事です。

薬物乱用頭痛

鎮痛薬を常用することで起きる頭痛です。

いつ頭痛発作が起きるかわからないという不安があるため、予防的に薬を飲んでしまいます。

「大事な会議があるから飲んでおこう」「旅行先で頭痛が出ると困るから飲んでおこう」などという具合に、薬への依存が増加していきます。

すると薬の量が増え、鎮痛効果の持続時間も短くなります。

やがては、薬そのものによって頭痛が誘発されます。

 

薬物乱用頭痛の特徴

  • 月に10-15日以上、痛み止めを飲んでいる
  • 頭痛発症の不安から、前もって予防的に鎮痛薬を飲んでいる

予防的に鎮痛薬を飲むことをやめなければなりません。緊張型頭痛、片頭痛が原因であるならば、鍼灸で改善できます。

三叉(さんさ)神経痛

頭痛とは違いますが、顔の片側に突然激痛が起こります。俗には顔面神経痛と呼ばれています。

一瞬の走るような痛みで数秒のものがほとんどです。

5分以上続くような痛みやじりじりとした痛みは、三叉神経痛ではないことがほとんどです。

 

三叉神経痛の特徴

  • 顔の片側が発作的に激しく痛む
  • 一瞬の走るような痛み(長くても数十秒)
  • 食事や歯磨き、洗顔、化粧やひげそり、会話などでも誘発される
  • 鼻の横、口の周囲に触ると顔にピッと痛みが走る

薬による治療と、鍼灸の併用が効果的です。

以下は、危険性のある頭痛です。

放っておくと命に係わる可能性が高くなります。疑わしい時は、すぐに病院に行ってください。

くも膜下出血からの頭痛

脳を保護するくも膜と軟膜の間にある「くも膜下腔」に出血が起こった状態です。

脳動脈瘤というこぶの破裂によって発症することが多いです。

 

くも膜下出血による頭痛の特徴

  • かなづちで殴られたような激しい頭痛
  • 意識がもうろうとしたり、意識を失ったりすることもある

頭痛発生後、倒れて命を落とす危険性もあります。すぐに病院に行ってください。

脳腫瘍からの頭痛

脳腫瘍とは、頭蓋内にできた腫瘍の総称です。

良性、悪性とあります。病院への早めの受診が重要です。

 

脳腫瘍による頭痛の特徴

  • 数週間から数か月のうちに頭痛が強くなってくる
  • 手足のしびれや麻痺、目が見えにくい、けいれん等の症状

早期発見が大事です。以上のような症状がありましたら、病院に行ってください。

髄膜炎からの頭痛

脳や脊髄をおおっている膜、髄膜にウイルスや細菌が感染し炎症を起こします。

 

髄膜炎による頭痛の特徴

  • 発熱、頭痛、吐き気など風邪に似た症状
  • 後頭部から首にかけて硬くなる

病院での診断が必要です。

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